キングコング西野さんの「仕事になるまで遊べ」という記事を読んで思い出したことがあります。わたしも「好き」を究極に極めてお金を稼ぐということをしていた経験があったからです。
けっこうなONE PIECEマニアという過去
かつて、わたしは自他共認めるフィギュアオタクでした。
フィギュアとは
アニメとかゲームのキャラクターを立体化した造形物のあれのことです。
同時にONE PIECEオタクを併発させておったので、当時ONE PIECEのフィギュアと食玩で持ってないものはあまりないくらいでした。初期の頃から地道に集めた食玩フィギュアの数々、当初はまだ余裕でコンビニで好きなキャラクターのものを200円〜500円程度で買って並べて楽しむ程度でした。
食玩フィギュアとは
コンビニやスーパーでも手に入るおまけにラムネが入ってるような類の商品のことをそう呼びます。お菓子として売られていますが9割がおもちゃってやつです。

こういうのとか

こういうのとかです。
ONE PIECEに関しては漫画はもちろん全巻揃え、アニメも見て、映画も全て目を通し、本気でロロノア・ゾロに恋していました。もちろん、ONE PIECE以外の作品もいろいろ好きでしたし、浅く広い2次元オタクだったのですが、とくにONE PIECEと鳥山明作品への愛は強かったのです。ドラゴンボールで育った世代ですしね。なので、集める食玩フィギュアも、ジャンプ作品が中心でした。
エスカレートしていく欲求
人形といえばリカちゃん人形しか知らなかったわたしですが、凝り性な性格がたたってフィギュアという未知の世界に足を突っ込み、見事にずぶずぶとハマっていきました。そのうちエスカレートしていき、食玩では飽き足らなくなっていきます。
ONE PIECEには「P.O.Pシリーズ」という大きめのフィギュアシリーズがあります。(たぶん今でも継続して発売されてると思う)、それはこれまでの食玩とはちがい、大きさも1/8スケール、お値段も3000円〜ですから、本格的です。徐々に、そちらに手を伸ばしていくことに。
クオリティもググン!と高くなります♡
調べていくうちに、さらにフィギュアの世界にハマっていくことになりました。
フィギュアの世界には、「レビューサイト」というものが存在します。フィギュアが好きな一般の方が、購入したフィギュアの情報とレビューをしているサイトです。これが、また!!おもしろいんです。
レビューサイトのおもしろさ
写真がきれい
サイトにもよりますが、有名所の管理人さんの撮影スキルが半端ないです。カメラ機材、ライティング、撮影環境、どれをとってもプロ顔負け、オタクならではのこだわり具合がいかんなく発揮されています。知らない作品のキャラクターでも、写真を眺めるだけで楽しめ、そこから作品を知ることもできるという、レビューサイトの良さです。
いいフィギュアの条件を満たした作品が見られる
さらに、優秀なレビューサイトに掲載される作品は、造形物としても優れているものが多く、写真映えがまたいいんです。個人的な良フィギュアの条件は、360度どこからみても美しいことです。正面だけでなく、横からもななめうしろから、どの角度からも絵になる、そして肝心なことはちゃんと目が合うというところです、これはわたしがフィギュアにハマって導き出したひとつの見解です。
情報が整理されている
良質なレビューサイトは、作品のメーカー、販売時期、原型師、元となったイラスト、関連リンクなどの情報をぬかりなく掲載していますから、なにかあればそこみると欲しい情報が全て網羅できたりします。
とりあえず撮影してブログに乗せてみる
そのうち、自分でも当時やってたブログに「ゾロたんゲット(*´Д`)ハァハァ」みたいな記事を更新していくわたし。だんだん写真も写メでは飽き足らず、デジカメを使うように。PCにうつして切り抜いてしてるうちに、どんどんこだわりが強くなり、一眼カメラを買うまでに。けれど、なかなかきれいには撮影できません。そこで、ネットで商品写真をきれいに撮るコツを学び、ライティングや撮影環境にこだわるようになっていきました。
カメラ撮影のおもしろさにもハマっていく
このあたりからヨドバシカメラ梅田店への出入りがかなり激しくなり、ヨドバシポイントの貯まる速度が急速にあがったことは言うまでもありません。部屋の片隅にフィギュア用の撮影スタジオをつくり、撮影用ライトを購入。レフ板は、ダンボールに白い画用紙やアルミホイルを貼って手作りしていました。一眼カメラの使い方もネットで調べて、どうすれば被写体の素晴らしさを伝えることができるのか?を考え続けていました。
三脚も購入して、夜な夜な、フィギュアのポージングをああでもない、こうでもないと模索しますが、なかなか憧れのレビューサイトさんのような写真は撮れません。使ってる機材のレベルが違うのです。さすがにそこまでお金はかけられませんから、与えられた環境で素人の私がどこまで良質なものが撮れるか、模索の日々が続きました。
なかには着脱できるフィギュアもありまして。
はじめはスカートを履いてるのに、下から覗く感じでパンチラをじゅうぶん撮った後に、最後はパンイチの女の子キャラを夜中に無言で撮影したりすることも。最終的には完全なヌードの作品もあったので、そこまでいくと単なる変態おばさんです。なかなか傍から見ると危ないですね。娘がよくもぐれずに育ったものだと思います。(撮影はだいたい子どもが寝静まった夜中でしたが)
ていうか
(フィギュアについて語りだしたら止まらないやん…)
というわけで続きは次回にします┗(^o^;)┓すみません。